2008.12.2

世界で最も幸せな国のリーダーの言葉

チームワークエンジニアのムラタぐです。

皆さんはブータンという国をご存知ですか?

チベットとインドにはさまれたこの小さな国。
アジアの最貧国の一つでありながら世界で最も幸せな国と言われてます。

その幸せをはかるモノサシがGNHです。

GNHとはGross National Happinessの略で国民総幸福量という意味で、
1976年に国王が提唱したものだそうです。

GNHが高くなるように国としていろいろな政策を実行しています。
すでに行っている調査によれば、
人口約67万人のブータン国民のうち68%が幸福であると感じています。

幸福を感じない国民への対策として、
今後10年間で貧困層縮小に向けた政策を実施、
1日1ドル以下で生活する貧困層を現在の25%から15%に削減したい
というのが国の方針だそうです。
おそらく世界でもっとも国民が幸福を感じている国
仏教国ブータン。

国王がすごいリーダーなんですね。

ブータンを愛している友人が
若き国王の就任演説を教えてくれました。

以下抜粋です。

私はあなた方を決して国王として支配しない。

私はあなた方を両親として守り、
兄弟として大切にし、
子供として仕えよう。

私はあなた方に全てを与え、
あなた方からは何も求めない。

私はこの人生をよき人として、
あなた方の子供達の手本となりうるように生きる。

私のただひとつの目標はあなた方の希望と志を実現することだ。
私は、昼も夜も、親切心と正義、公平さの精神であなた方に仕えよう。

仏教の国の王として、
私の使命はあなた方の今日の幸福を確かにするだけでなく、
あなた方が精神的追求の果実とよきカルマを得ることが
できるような豊かな土壌を作ることだ。
これが私が国王としてあなた方に仕えるやり方である。

以上

心をこめてありがとう。
今日も笑顔ではたらこう。
今日も皆様に感謝。