2008.7.11

測ることで見えてくる 選手もコーチも楽しいスポーツのコーチング

チームワークエンジニアのムラタぐです。

本日発売(7月10日)のトレーニングジャーナル8月号に
NPO法人日本eコーチング協会として,
私と仲間の宮崎さんとで執筆した原稿が掲載されました。

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映像分析から考えるトレーニングメニューという連載です。
(http://www.bookhousehd.com/tj/booktjnew.html )

今回は、「計測による『見える化』~測ることで見えてくるもの」
というテーマです。

スポーツのパフォーマンスを計測して
いかに効果的に選手をコーチングするか?
というテーマです。

私が副理事長をしておりますNPO法人日本eコーチング協会で
認定パフォーマンスアナリストという資格を認定しているのですが
資格認定のために、受講生が提出していただいた

パフォーマンス改善の事例を中心にご紹介しています。

1)ラグビーのラインアウトリフティングの改善事例

2日間のeコーチングで
最高到達点の高さが20cm高くなり
動き出しから最高点到達までの時間が
0.72秒早くなりました。

動画サンプルはこちらから

2)ラグビーのキャッチ&キックの改善事例

5日間のeコーチングで
キックのモーションが0.17秒速くなり
キック成功率が25%から80%に向上しました。

動画サンプルはこちらから

上記二つの事例は、本当に劇的なので
びっくりします。

計測というのはサイエンスなので
私の理系ちゃんの血が騒ぎました。

スポーツと科学とコーチングの3領域を
うまくミックスしてとても面白い記事になったかなーと
うれしく思っております。

スポーツ科学に興味のある方ぜひお読みください。

それにしても嬉しいのは
ご紹介したのは、私が直接、選手にコーチをした事例ではなくて
eコーチング協会の講習を受講されたコーチの方が
提供してくださった成功事例であるということです。

人間一人の使える時間は、限られています。
私達が直接指導できる選手や子ども達の数は、限られています。

だから日本のスポーツをもっと強くて楽しいものにするために、
私達は日本eコーチング協会を設立しました。

私達が培ってきたコーチングの技術を
体系化して皆様にお伝えしてきた成果が
こうして結実してきたのがとてもとても嬉しいです。

スポーツ指導者のみならず、
スポーツをやっている子ども達のお父さんお母さんにも
ぜひ学んでいただきたい内容です。

心から力が沸いてくる選手もコーチも楽しいeコーチング!
もっともっと広げていきたいです。

今後ともよろしくお願いします。

【次回 日本eコーチング協会 認定パフォーマンスアナリスト講習会のご案内】
8月9日(土)  13:00開場 13:30~19:50   
  8月10日(日) 9:30開場 10:00~18:30 

  講 師:村田祐造(CPPA)
  会 場:新宿コズミックスポーツセンター
       (東京メトロ副都心線・西早稲田)
  
詳しくはこちらまで
  https://www.smileworks.co.jp/event/2008/06/000184.html

  
お待ちしております。

以上、ムラタぐでした。

今日も皆様に感謝。
心をこめてありがとう。