2008.6.24

強くて楽しいチームの作り方~スポーツで心を育てるテーマ


チームワークエンジニアのムラタぐです。

強くて楽しいチームの作り方~スポーツで心を育てる

というテーマで
宮崎県立高鍋高校で講演してまいりました。

高鍋高校は、宮崎県有数の進学校でもあり、
ラグビー部は花園常連であり、宮崎県屈指の文武両道の名門校であります。

ここ数年来、ラグビー部に年に数回ラグビーのコーチを
させていただいてるご縁で実現しました。

まずは、
強くて楽しいチームの作り方を実践!ということで
私が、高校1年生男子40名+女子40名に
チームワークの授業を行いました。

いつものようにタグラグビーで
チームワークに必要な要素を体感して教えていきます。

この思春期真っ盛りの男女80名に対して
違うクラスの男女とチームを組んで
「チームワーク全開ハッピー状態」の成功体験をプレゼントする!

というのが
私が自分に課したチャレンジ課題です。

これはかなり難関でした。

もともとは高校1年生女子40名にタグラグビー指導という話だったのですが
前日になって、男子40名は見学!という話を聞いたので
「見学!それは男子がかわいそう!一緒にやっちゃいましょう!」
と思わず言ってしまったのです。

思春期の男女を壁を崩すのにかなり時間が
がかかってしまい、いつものような
「チームワーク全開ハッピー状態」に
到達するかしないかというところで1時間の授業が終了し
タイムアップになってしまいました。

あー残念無念!

と思いきや、夜の飲み会で担任の先生が生徒達の作文を
見せてくれて安心しました。

「男女でこんなに仲良くチームで挑戦できたのはすごい」
「チームワークの大切なことを学べた。今後の生活に活かしたい」

などととても嬉しい言葉が書いてあり嬉しく楽しく有難かったです。

公開の授業の後は、先ほどの公開授業を題材にして
先生方とワークショップ形式の研修を行いました。

当社の研修では、ラグビーボールをマイクにして
グループワークを実施します。

みんなの前で話すことは、一つのチャレンジなので
ラグビーのように、ボールを持った方には
一生懸命チャレンジしていただきたいという願いを込めています。

また周囲のひとは、チャレンジしているボールを持っている人に
敬意をはらって心をこめて傾聴しようという約束事にしています。

そうすると、周囲のサポートから力を得て
チャレンジしている人はさらに頑張れるのです。

まさにラグビーです。(^^)

先生方にはスポーツ応用心理学のお話や
ビジネスプレゼンテーションのスキルまじえて
「強くて楽しいチームの作り方」を心をこめてお伝えしました。

その晩は、参加してくださった先生方と呑みにいきました。

なつメロメドレーカラオケをワンフレーズごとに唄いながら
マイクを順番にパスしていって唄えなかったら呑む!
自分のところでメドレーシリーズが終了したら呑む!
というおそろしくも楽しいカラオケラグビー
(マイクをもった人がチャレンジ!失敗したら責任とる!みたいな)
で盛り上がりました。

教育の現場にいる先生方と話すことは
とても勉強になります。

「教えることは学ぶこと」でした。
今回もたくさん皆様から教わりました。

心をこめてありがとう。
今日も皆様に感謝。