2008.7.22

意中人あり腹中書あり

チームワークエンジニアのムラタぐです。

いい言葉に出会いましたのでご紹介します。

忙中閑あり苦中楽あり
死中活あり壺中(こちゅう)天あり
意中人あり腹中書あり

安岡正篤

安岡先生は、東洋思想・人間学の権威です。

先日、熊野神社で頂いたお札にこの言葉を教わりました。

口語訳すると

「忙中閑あり苦中楽あり」
忙しいときも心は忙殺されず
苦しい中に本当の楽しみを見出そう。

これだけでかなり素敵です。

「死中活あり壺中(こちゅう)天あり」
身を捨ててこそ、成功する場面もあるだろう。
いかなる境遇でも独自の内面世界を確立しよう。

とても難しいことですが、
自分の中に夢や理想の世界や自分らしさをもつというのは
大切なことです。

「意中人あり腹中書あり」
心には常に尊敬する人物をもち
腹の中では修める学問があるように
常に学び続けよう。

この言葉がもっとも印象に残りました。

具体的にこの人のようになりたい!
という人物をイメージして学び続けることは
とても大切です。

私の心の中には、
信ずる道を歩み続け同志を結びつけて
明治維新の立役者となった坂本竜馬と
農業を楽しみながら家族を養い
土と共に生きることを一生の仕事にした
私の父がいます。

心をこめてありがとう。

今日も皆様に感謝。