2009.1.14

リーダーの条件1 先に自分が見本を見せる

チームワークエンジニアのムラタぐです。

リーダーの条件は、LEAD(先を行く)+ER(者)ですから
自分が先に見本を見せることだと思うんですね。

「見せてやり、言って聞かせて、やらせて見て、
 ほめてやらねば人は動かじ」

と山本五十六帝国海軍大将は言いました。
まず見本を見せることが一番目なんですね。

戦場では、「今だ行け!」と命令だけして
自分は安全なところにいる上官は、
部下に「嫌だ!」と言って撃たれることもあったそうです。

「今だ!私に続け!」
というリーダーに人はついてくのです。

なぜいきなりこんな話をしているかと言いますと
私、弊社のオフィスの「おそうじMVP」を受賞したんです。

オフィスは、みんなが働く場所だし、
お客様をお迎えする場所なのでいつもキレイにしたいものです。

以前は、
「みんなでそうじをしよう!」「きれいにしよう」と
いくら言っても、なかなかすすんで掃除をする人は
少なかったのです。

弊社のオフィスは、二つの会社と二つのNPO法人が
シェアしているのでいろいろな人が通うんですね。
毎日来る人もいれば、週3回の人もいます。
そういう多様性もあって
よくそうじをやってくれる人と全くそうじをやらない人に
二極化していました。

やる人はやらない人に対して、
「私がそうじしているのになぜあの人はやらないの?」
「あの人は、私がそうじしていることに気付きもしない」
「たまにやったかと思ったら、その場所は、私が今朝やった場所なのに!」
「もうそうじなんかやらない!みんな汚いところでくらせばいいのよ!」

といろいろな不満が「やる人」側から勃発していました。

その状況を憂慮した私は、
1年ぐらい前に「おそうじ状況見える化ボード」を作ったのです。
そしたらあんた、大改善しました。

オフィスのおそうじ状況をツリー分析したら
おそうじ仕事には、テーブル拭き、床掃除、トイレ、流し、ごみ収集などなど
7種類あったんです。

カレンダー式のホワイトボードに、
いつ、誰が、どのそうじをしたかを書き込めるシステムを作ったんです。
たくさん掃除をした人は、感謝されるし、賞賛されるように
したわけです。

これは日本eコーチング協会 のパフォーマンスアナリスト講習会で
スポーツ指導者の皆様に私達が講習している「見える化」の
ビジネス的問題解決手法を応用したシステムです。
(2月に講習会がありますので興味のある方ぜひ^^)

そしたら、女性陣にほめられたい男性陣が・・・・。
今まで全然そうじなんかしなかった男どもが・・・・。
みんな自分から進んでそうじをやるようになりました。

という訳でホワイトボードの記録を集計して
毎月おそうじMVPを発表してみんなで賞賛しています。
私は、いつも僅差で夢破れていたのですが
やっと先月、MVP受賞したのです。
ナイス俺!

社長たる者、リーダーとして、
みんなに見本を見せねば、といつも思っています。

私達は、カンパニーチームワークエンジニアとして
「笑顔で働く技術」を企業の皆様に研修しています。

まず私達社員が「笑顔で働く」ように、
リーダーである私が
いつも「笑顔で働く」見本を見せたいと心がけています。

今日も笑顔で働こう。
心をこめてありがとう。
今日も皆様に感謝。