2008.4.22

ヤマハ発動機 技能系新人チームワーク研修「ラグビーのように働こう」

チームワークエンジニアのムラタぐです。
ごぶさタグ!しております。

今月は、新入社員研修のお仕事で忙しくも楽しく
心から感謝して毎日充実して働いております。

今日は、
ヤマハ発動機の技能系新人チームワーク研修の事例を
ご報告します。

研修対象の技能系新人の皆さんは、
ヤマハ発動機の生産現場を担う若者たちです。

ヤマハ発動機は、日本国内だけでなく世界中に
モーターサイクルや船やエンジンなどを
輸出しているグローバルな超優良企業です。

掲げているスローガンは「感動創造企業」です。
http://www.yamaha-motor.co.jp/profile/philosophy/index.html

世界のために、社会のために
バイクという名の「感動」を創る会社なんですね。

その会社の生産現場を担う若者達に
タグラグビーで体感しながら、チームで働く
チームワークのマインドを伝える研修でした。

ヤマハ発動機ラグビー部の選手達にもご協力いただいて
楽しく学びました。

合言葉は「ラグビーのように働こう」です。

ラグビーはひとつのボールをみんなでつないでいきます。
ひとりひとりがボールを大切に
前に前に少しずつ進めていきます。

みんなで部品を作って少しずつ組み立てながら最終的にバイクができる。
お客様がそのバイクにのって「いいね!このバイク!」と感動して
「ありがとう!」と言ってくれたら、それがトライが決まったということです。

ヤマハ発動機で働くということは、そういう「モノづくり」というラグビーを
全社員で協力してプレーしているようなものです。

果敢にチャレンジして、失敗に厳しく暖かく
自分の責任をしっかり果たして、
人とのコミュケーションには思いやりをこめて
楽しく心豊かに感謝して
「ラグビーのように働こう!」というのが、この研修のメッセージです。

写真とアンケートの言葉を下記に抜粋してご紹介します。

最初のあいさつですな。

人の話を心をこめて体をむけて目をみて聴く。
傾聴のスキルを徹底します。

安全にタグラグビーをするためにも
ビジネスの基本としても重要です。

パスの練習。

選手が見本を見せてくれます。

みんなで「入社おめでタグ!」とか叫んで
日常の殻を破ります。

1時間ぐらい練習すると試合に入ります。

女子も男子に負けずがんばります。

山村主将も参加してくれました。

試合が終わればノーサイドの握手です。
ともだちありがとう。

選手も交えて、芝生の上で
今日のタグラグビーで感じたチームワークを
自分の仕事に置き換えて考えてみるワークショップです。

挑戦できた自分
仲間からの配慮や寛容
感謝の気持ちが自然と笑顔に現れます。

ヤマハ発動機ラグビー部の最高の芝生のグラウンドで
青空の下、総勢120名でチームワークを学びました。

参加者の皆様のアンケートからの抜粋です。

「ラグビーのパスは、周囲の情報をうまく伝えることが大事で、
これは、仕事で言う「ほうれんそう」と同じだと感じた。」

「タグをとられて自分が進めなくなったときに
周りの人が助けてくれた。職場で困っている人がいたら、
今度は私が助ける人になりたい。」

「仲間と協力してつなげることで
トライが奪えるという、チームワークの喜びと楽しさを教えてくれたスポーツだった。
このスポーツをやった理由は、
おそらくラインの仕事のイメージを伝えてくれたのだと思う。
皆で少しずつパーツを作りながら完成させていくことの意味ではないだろうか。」

「『ありがとう』『どんまい』の言葉は言われる方も言う方も嬉しい。
たった一言でも気持ちを高めることに驚いた。
職場での人間関係に不安を感じていたが
研修で学んだことを活かせば大丈夫と確信
が持てた。」

「ラグビーは、トライした人だけでなくアシストした人が主役
ラグビーはヤマハ発動機の社風に似ている。
だから、ヤマハ発動機のラグビー部は強いのだと感じた。
ヤマハスタジアムで試合があればぜひ行きたい。」

みんな研修の意図を理解してくれて
自分の言葉で学んだことを表現してくれました。
本当にありがたいです。

ヤマハ発動機のホームページでもなんと動画付きでご紹介いただきました。
どうもありがとうございます!

http://www.yamaha-motor.co.jp/rugby/activity/2008/fukyu/002/index.html

この研修を通じて
私たちが伝えたチームワークが
彼らの働き方を通じて、
彼らの作るオートバイを通じて、
全世界に広がっていく。

そんな実感がありました。
とても嬉しく楽しく有難い仕事でした。
当社のスタッフも私も充実感と感謝でいっぱいです。

ヤマハ発動機の皆様はじめ、
この研修が実現するのに尽力してくださった
すべての皆様に感謝しています。

心をこめてありがとう。
今日も皆様に感謝。